【冊子作成の背景・目的】
岡山県より「医療介護多職種連携体制整備事業」を受託し、私たち医療介護連携推進委員会では、医療機関とケアマネジャーの「顔の見える連携」を推進するため、平成30年度より医療機関情報を掲載した冊子を作成してまいりました。この冊子は、県内の医療機関や居宅介護支援事業所、介護施設などで、入退院時をはじめとする医療と介護の連携が必要な場面において、情報の交換や共有を円滑に行うための一助となることを目的としています。この取り組みを通じて、対象者およびそのご家族が安心できる支援体制の構築を目指しています。
振り返ると令和2年からの新型コロナウイルス流行により、入退院時の「顔の見える連携」が困難となり、その結果、対象者やご家族の不安が増し、迅速な対応が難しい状況が生じました。この経験を通じて、改めて「顔の見える連携」の重要性を痛感し、今後ますます連携の強化が必要であることを実感しています。
さらに、令和6年度には、医療・介護・障害福祉の同時改定が行われ、連携体制の構築に関する評価が見直され、医療・介護・障害サービスの連携強化が重要な課題となっています。このような背景を踏まえ、医療と介護の関係者だけでなく、さまざまな職種の皆様がより良い連携を図り、迅速かつ適切な対応ができるよう、今回、冊子の内容を一部改正いたしました。
【冊子掲載病院について】
この冊子には、岡山県内の149の病院および34の有床診療所(休止中の医療機関は除く)から提供いただいた情報が反映されています。ケアマネジャー業務に関わりの少ない産科や介護医療院に全床転換した医療機関の情報は掲載しておりません。
病院と有床診療所に分け、各市町村(岡山市は区別)、病院名(法人名略)の五十音順で掲載しています。
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