一般社団法人
岡山県介護支援専門員協会
Okayama Care Manager Association
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あいさつ
ごあいさつ

岡山県のケアマネジャーの会は介護保険制度ができた当初から活動を始め、制度創設後20年を迎えた今、新たな専門職団体である一般社団法人を設立して、さらなる発展を目指した組織としてスタートをすることとなりました。

 2000年(平成12年)に介護保険制度がスタートしましたが、制度創設までの1998年から2000年までに、岡山県内には4500人のケアマネジャーが誕生し、医療職・介護職など多職種で構成するケアマネジャーの会が県内各地で立ち上がりました。それぞれが地域毎にケアマネジャーとしてどのような地域活動を行うかを検討し、行政と一緒に熱心に研修会や情報交換などを行っていました。

 2001年(平成13年)には地域のケアマネジャーの会がまとまり、岡山県介護支援専門員連絡協議会が立ち上がりました。その当時9つあった地方振興局単位から地域の代表者が出てきて情報交換を行う会になったのです。当時その団体のお世話をしてくださったのが、岡山県社会福祉協議会でした。長年にわたり、連絡協議会を温かく見守っていただきました。当時も月に一回は集合して、研修や情報交換なども行い、走りながら変わっていく制度への対応を熱心に討議していました。

 ケアマネジャーの会として独立した職能集団を作るために、2006年(平成18年)に特定非営利法人(NPO法人)岡山県介護支援専門員協会が創設されました。岡山県社会福祉協議会のおかげで、事務局をきらめきプラザに設けることができました。

 この年は制度が大きく変わりました。予防事業がスタートし、要支援と要介護でのケアマネジメントの切り離し、サービス種別に地域密着型サービスなどが追加されるなどの変化で、ケアマネジャー業務も大きく変化したのです。また岡山県も前年に振興局から3つの県民局に再編するなどの変化もあり、一層の組織強化を図るため法人を設立したのです。その当時のケアマネジャーの数は県内で8000人となっていました。

 NPO法人として、10年間の活発な活動を続けてきましたが、NPO法人はケアマネジャー以外の方も参加できる組織でした。専門職能集団として発展するためにはケアマネジャー資格者で組織する会として独立し、全国の会員で組織している、一般社団法人日本介護支援専門員協会と一体化して活動を行っていくことが必要と判断し、令和2年より一般社団法人岡山県介護支援専門員協会としてスタートしました。

 これからの超高齢社会の中で、ケアマネジャーに課せられた課題は多く、果たす役割も一層大きくなっています。年々複雑になる介護保険制度をわかりやすく説明し、高齢の皆様が地域でいつまでも活き活きと生活できるための支援を行うためには、専門性を向上することが必要です。そのためにも、会員一人一人が、意欲や誇りを持ってケアマネジャー業務に向かっていける強い組織を作って参ります。

 今後も皆様のご支援ご助言をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

一般社団法人岡山県介護支援専門員協会 会長 堀部徹

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